Kuroyagi飼育日誌

学んだことの備忘録

映画

未来の映画を想像してみます。

 

それは、見る人個人の記憶、価値観を元に自動生成される映画であり、いわば視聴者の脳に最適化された物語。

 

この考え方は音楽、絵画、インテリアなどにも応用出来ます。

 

これらを実現するためには、脳への直接アクセスが必要になりますが、それが当たり前になった未来では可能でしょう。

 

そういった時代に大切になっていく要素は、逆にそれらシステムによらない生の脳への情報インプットになっていくと思います。

 

その点に関しては、人間の脳の発達過程とそれらによって最終的に構成される人格、すなわち外界の認識システムというのが体系化されていく必要があります。

 

しかし、その進歩は少しずつだと思うので、それまで待つというよりは今出来る技術でそれらを少しずつ進め、来たるべきそれらの技術が可能となった未来でアイデアを完成させるのが良さそうです。そういった意味では例えば視線の動きや非侵襲の脳波計測などが脳への直接アクセスの代替、先駆技術として使っていくのが良さそうです。

 

映画という一つをとっても、未来を想像してみるのは面白いですね。