紳士
只今町田の椿屋珈琲で読書をしています。
長細い店内の一番奥に3組のテーブルが他の席とガラスの壁を隔てて配置されており、そこに案内されました。
私以外は50~60台の6人組が和気藹々と談笑されていました。恐らく大学関係者の方々でしょうか、政治や大学のことについて話されていました。
1時間ほど経つと、解散のようで彼らは席を立ちました。その際、読書をしている私にお騒がせしましたと一言声をかけて下さいました。
特にうるさいなと思う声量でもなく、彼らは落ち着いて話されていたので私は読書に没頭していたのですが、こういった一言が自然と出てくるのはなかなか出来ないと思います。
このような気遣いが自然と出来るそんな紳士になりたいなと思う印象的な出来事でした。
一方でやたら大きな声で話す人ほどこのような気遣いが出来ないので、出来るようになってほしいところですが、気遣いができる時点でそもそも大きな声で話さないという矛盾が起こります。
そういうのをもし避けたい時は単価の高いお店に行くと途端に静かになる気がします。
一方で静かな環境に行きたければ、そもそもカフェに行くなというお話も有るわけで、適度な喧騒はカフェの醍醐味と楽しむのもいいかもしれません。